CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

エッセイ・随筆

杉浦日向子の食・道・楽

食事について、メニューに季節感がないことを嘆く人は多く、私自身も反省することが多いけれど、器についてはもっと無関心な気がする。そんなことを思ってしまう、酒器十二か月の章。各月に本人所有の器の写真が紹介されていてとても素敵。生活を楽しむ、ぜ…

いちまいの絵

元キュレーターであり、絵画や画家をテーマにした小説も多い原田マハ氏による26枚の絵とそれにまつわる画家だったり時代だったりが紹介される、エッセイ的な一冊。有名な絵画は世界中で多くの人が詰めかけるので、なかなかじっくりと向き合える機会は得難い…

寝るまえ5分の外国語:語学書書評集

多言語を学習し、教えている著者ならではの語学書書評集。そもそもの発想が面白い。白水社から出版された語学書の書評、古典となった語学書の書評など年代も各種。 著者が親しんだ言語以外でも、スキットに出てくるタイ人の青年の好青年ぶりなど、何か拾って…

管見妄語 とんでもない奴

新刊コーナーから何となく購入し、喫茶店で最初のエッセイを読んで一瞬後悔。著者の華麗なる一族ぶりと人脈が披露され、何のオチもなく、ただそれで終わる。まさか、一冊すべてこの調子ではないよね、と読み進め、トルコ旅行とトルコの親日ぶりにおける歴史…

マリコ、カンレキ!

長距離移動があったので、駅の書店に寄ってみたところ、林真理子フェア。ちょうど未読の文庫2冊を見つけ購入。 まず、びっくり。林真理子さんが還暦を迎えた時期のエッセイが、もう文庫本になっている。やっぱり最近の60代は元気。ananのエッセイと週刊文…

江戸の備忘録

昨年、ヒットした映画「殿、利息でござる」の原作『無私の日本人』の作者による江戸の教育事情などを含む歴史雑学が詰まった一冊。古文書にあたり出典を明らかにしつつ分かりやすく読みやすい文章で書かれているので、安心して読めるし、仕入れた情報は思わ…

壊れたおねえさんは、好きですか

当初はメンタルを病んだ女性が魅力的に見える、のような話かと思っていたら、似たような話も登場するもののほんの一部。どちらかというと、美人でない女性から発せられるフェロモンに関することが中心。 市原悦子には劣情をもよおしても泉ピン子にはない、と…

ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲

漫画家 西原理恵子氏と交際宣言の高須克哉氏によるエッセイ。なんと、一度は書店に並んだのに絶版になっていたらしい。言葉狩りか。そして、Amazon Kindleにて青空文庫のような表紙で公表されている。 ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲 作者: 西原理恵子,高…