CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

文化

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス/Ex Libris: The New York Public Library

映画館が限られるのが残念な、見る価値のある一本。 舞台はそのままニューヨーク公共図書館。官民パートナーシップにより、市の予算と民間からの寄付により成り立つ予算を基に、ただ本を貸すだけでなく、コミュニティをよくするための活動(芸術の振興や教育…

醤油・味噌・酢はすごい-三大発酵調味料と日本人

私は海外に出ても、あまり食のホームシックを感じることがないのだけど、やっぱり時に和食か中華料理が食べられると少し嬉しくなる。醤油が恋しいのか、味噌(豆鼓のようなのも含めて)が恋しいのか、そのあたりは謎だけど、やっぱり染みついた味覚はあるの…

全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ

さすがに常備されている食材だけ、とはいかないけれど、近所にあるそれなりのスーパーがあれば手に入りそうな食材で楽しめる、テーブルの上の世界旅行。世界196か国の、ちょっと豪華な家庭料理という感じだろうか、大掛かりな道具はいらないけれど、メインに…

ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅

不勉強で、ダークツーリズムという言葉はつい最近まで知らなかった。戦争、災害、病気、差別、公害といった影の側面に焦点を当てた旅を、ダークツーリズムと呼ぶらしい。例えば、夜景と鮨が有名な小樽は、北のウォール街と呼ばれたり、鰊御殿と呼ばれる豪邸…

歴史をつくった洋菓子たちーキリスト教、シェイクスピアからナポレオンまで

紹介される洋菓子は、ガトー・デ・ロワ、クレープ、アップルパイ、エクレール、ヴォローヴァン、ザッハトルテ、マドレーヌ、ブリオシュ、パンプキン・パイ、サヴァラン、ビュッシュ・ド・ノエル、パン・デビス、タルト・タタン、ビスケット。フランスを代表…

読書の学校 中野京子 特別授業 『シンデレラ』

シンデレラといえば、心が美しければ周囲の助けを受けて幸せになれる、という美しい童話であるけれど、グリム童話などでは姉たちが指や踵を切り落としたりシンデレラの輿入れ後に目を失ったりの残酷描写もひところの残酷童話ブームで知られているところ。で…

杉浦日向子の食・道・楽

食事について、メニューに季節感がないことを嘆く人は多く、私自身も反省することが多いけれど、器についてはもっと無関心な気がする。そんなことを思ってしまう、酒器十二か月の章。各月に本人所有の器の写真が紹介されていてとても素敵。生活を楽しむ、ぜ…

いちまいの絵

元キュレーターであり、絵画や画家をテーマにした小説も多い原田マハ氏による26枚の絵とそれにまつわる画家だったり時代だったりが紹介される、エッセイ的な一冊。有名な絵画は世界中で多くの人が詰めかけるので、なかなかじっくりと向き合える機会は得難い…

神主さんの日常

身近だけど、実は詳しく知らない神社とその中で奉職している人のこと。本書は、埼玉県の三峯神社の神主さんへの取材によって、お参りの仕方や神主(神職)の身分・職階や教育・研修などが紹介されている。ただ、一つ一つのネタに対して割いているページ数が…