CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

歴史

ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

凡庸で愚鈍な王様と放蕩に明け暮れる王妃、というイメージが最初に刷り込まれていたルイ16世とマリー・アントワネットだったけれど、歴史の勉強をしていると、実はそうではないように思い始める。 新しい資料を基にしたという『ヴァレンヌ逃亡』から、どう…

読書の学校 中野京子 特別授業 『シンデレラ』

シンデレラといえば、心が美しければ周囲の助けを受けて幸せになれる、という美しい童話であるけれど、グリム童話などでは姉たちが指や踵を切り落としたりシンデレラの輿入れ後に目を失ったりの残酷描写もひところの残酷童話ブームで知られているところ。で…

ベルサイユのばら エピソード編

発売から3年も経ってから知った続編の存在。ベルサイユのばら、登場人物の過去と革命後のエピソード。 個人的には、フェルゼンの晩年を描く前に、プチトリアノンの外でのフェルゼンについても描いてほしかったかもしれない。ベルばら本編の最後、マリーアン…

江戸の備忘録

昨年、ヒットした映画「殿、利息でござる」の原作『無私の日本人』の作者による江戸の教育事情などを含む歴史雑学が詰まった一冊。古文書にあたり出典を明らかにしつつ分かりやすく読みやすい文章で書かれているので、安心して読めるし、仕入れた情報は思わ…

江河の如く 孫子物語

毎作品、人物への愛情が深く感じられる作者による孫子伝。 ふんわりとした画風ながら、中国の土地のもつ空気というか雰囲気が漫画にも現れていて、リアリティをつい感じてしまう不思議なスタイル。内容としては、肝となる思想の部分に触れつつも孫子の兵法が…

物語 財閥の歴史

日本においてビジネスについて語る上では避けられない「財閥」「系列」。本書では財閥の成り立ちから成長、解体、さらにその後の企業集団結成までを分かりやすく説明している。銀行を持つか持たないかの意思決定も含め、ビジネス拡大の流れはとても興味深い…