CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

語学

LOST IN TRANSLATION

"Lost in Translation"は、翻訳によって何かが失われてしまう、という翻訳の欠点として使われる表現。この絵本は、翻訳の難しい様々な言葉(といっても言語の偏りは少しある)を、紹介する一冊。英語版も平易な文章ではあるけれど、日本語版のほうがカタカナ…

「国語」から旅立って

日本語がネイティブで、日本語で大学院までのほとんどの教育を受け、日本語の小説やエッセイを書く作家である台湾人の温又柔氏。そんな彼女にとって、「国語」をどのように捉えたか、を様々なエピソードを通じて語る一冊は、とても素晴らしい読書体験につな…

始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

漫画だと個別の場面での心情の動きをじっくりと考えられる利点があるものの、歴史の中のどの部分なのか、中国全土の中でどの辺りなのか、といった全体像が見えにくくなる。そして、史実を基礎にした創作だと、気になるのが、どこまで史実と一致するのか。 そ…

翻訳地獄へようこそ

語学書なのか、エッセイなのか、なかなか分類に悩むところ。古今の誤訳に対して、なぜ誤訳が起きたのか(勘違いのもと、大抵たったひとつの単語の意味)、本来は同約すべきだったかを解説する。それだけを切り出すと教科書的ではあるけれど、随所に織り込ま…

寝るまえ5分の外国語:語学書書評集

多言語を学習し、教えている著者ならではの語学書書評集。そもそもの発想が面白い。白水社から出版された語学書の書評、古典となった語学書の書評など年代も各種。 著者が親しんだ言語以外でも、スキットに出てくるタイ人の青年の好青年ぶりなど、何か拾って…

やさしいダンテ<神曲>

欧州的な思考を理解するには必要な知識、教養とは言われるものの、いきなり手を付けると前提として要求される知識、教養も生半可でない超大作である『神曲』。少し仕事に余裕ができてきたので少しずつ読もうかなと思うけれど、難解な部分も多いので、まずは…

マンガでわかる リアル中国人

近くて遠い国、中国。個人的には、中国人は日本人に見た目も似ているし、漢字を使って箸を使うなど共通点も多いのに、やっぱり考え方が違う、ということで、西洋人と分かり合えないときよりも残念な気持ちが強くなって、妙な距離を感じてしまうように思う。…

通訳ガイドというおしごと

試験対策本は多いけれど、どうやって仕事にするか、という本は少ないような気がする通訳ガイド。序盤にも紹介される通り、やはり通訳ガイドで食べていけている人は多くはない様子で、専業でやっていくにはかなりの営業努力が求められそうだ。 この書籍では、…

50ヵ国語習得法

複数語をマスター、複数語がペラペラというと、「どのレベル?」という疑問が付き物。 著者は医師。さすがに、50カ国語で診察をできるレベルにできるということは想像がしがたいけれど、外国人を相手にするお医者さんであれば、最初の一言二言を相手の母語で…