人生スイッチ
最高に笑えるブラックユーモア短編のオムニバス。
アルゼンチンではあの「アナと雪の女王」よりも興行成績が良かったとの触れ込みだけど、これが国民的ヒット作というのはちょっとどんな国なんだろうと思ってしまう。もしかしたらリピート客が多いのかな。というのが、もう一回くらい見に行きたいなと思ってしまったので。
6つのストーリーの中の個別感想としては、「ヒーローになるために」「HAPPY WEDDING」は文句なしに面白く、「おかえし」は笑いつつもちょっと引きつる、、、「おもてなし」は少し面白さを理解しにくい、、、「愚息」は面白かったけれど最後の最後に救われない、「エンスト」はまさに日常生活に潜む狂気という感じだけどオチに脱力する、というところ。やっぱり、人が死なず物が壊れる話の方が純粋に楽しみやすい。
しかし、邦題の「人生スイッチ」より、英語題の「Wild tales」の方がしっくりくるような気がする。スペイン語題と比べてどうなんだろう。あんまりスイッチが入る瞬間が明確なものばかりでなかったし。
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