CoffeeAndBooks's 読書日記

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外資系で生き残る処世術

 これを読めば生き残れるかどうかはさておき、外資系に何となく幻想を持つ人には一読をお勧めしたい一冊。

 ドライな人間関係を夢見て外資系企業に就職する人は、苦労することが多い。外資系企業でも採用基準・昇進推薦基準には「チームワークができるかどうか」が含まれる。自分の仕事を限定しすぎず、チームが仕事をしやすくするために何をするか、上司をどのようにサポートするか、ということが見えなければ高い評価を得にくい。ドライな人間関係を「ハケンの品格 (デザートコミックス)」のように想像してしまうと、おそらく非常に困難な状況に追い込まれる。ぜひとも「日本人が勘違いする外資系の掟」を読んでほしい。

 「セクハラされる男たちの悩み」が登場するのは、外資系ならではなのだろうか。まだまだ日本における管理職の女性比率は11%(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/bunka/koyou/dai7/siryou3-2.pdf)といわれており、これが外資系企業勤務の女性を含んでいるのなら、一般的な日本企業での女性管理職は更に少ないと想像される(感覚的には外資系企業では30%を超えているはず)。そうすると、セクハラされる男性というのは、外資系ならではかもしれない。ジェンダーに基づく差別であれば、日本企業でも多くありそうだけれども。

外資系で生き残る処世術(ニューズウィーク日本版e-新書No.6)

外資系で生き残る処世術(ニューズウィーク日本版e-新書No.6)

 

  

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