CoffeeAndBooks's 読書日記

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人生2割がちょうどいい

 電通のクリエイティブディレクターから独立してエージェンシーを立ち上げた岡康道さんとコラムニストの小田嶋隆さんが日経ビジネスオンラインで連載していた対談をまとめた一冊。

 抽象的な会話をする人間の方が尊敬されるけれど、自分はどんどん具体的な会話によっていって「キャベツが何円安くて」のようなことを 話してしまう、とか、中年以降にスポーツを再開すると故障者が続出で、とか、どうでも良いような話もあるけれど、人生というか仕事に対する立ち位置で悩むときに読むと、自分のスタンスを取ろうという気になれる。マンボをずっと踊り続けていれば脚光を浴びる日がくる、とか。

 それから、この対談を読んでから『本日は、お日柄もよく』を読むと、ちょっと面白い。勝てると分かっていても、その手を使えない、ということはあるんだなと。

人生2割がちょうどいい

人生2割がちょうどいい

 

  

いつだって僕たちは途上にいる

いつだって僕たちは途上にいる

 

   

勝率2割の仕事論 ヒットは「臆病」から生まれる (光文社新書)

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