寝るまえ5分の外国語:語学書書評集
多言語を学習し、教えている著者ならではの語学書書評集。そもそもの発想が面白い。白水社から出版された語学書の書評、古典となった語学書の書評など年代も各種。
著者が親しんだ言語以外でも、スキットに出てくるタイ人の青年の好青年ぶりなど、何か拾って紹介してくる。読んでいるといろいろな言葉を勉強してみたくなってしまう。今回は、ドイツ語とフランス語を本腰入れてもう一回勉強しようかなと思ってみたり、変わり種でブルガリア語やってみようかなと思ってみたり。
それにしても、寝るまえ5分といいつつ、この本は一気に読んでしまったし、紹介されているどれもがじっくり取り組みたい本ばかり。気楽そうなタイトルに引っかかってしまった。