CoffeeAndBooks's 読書日記

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一生モノの人脈力

 あまり自己啓発書を読んで心動かされることはないのだけど、この本は久々に感動し、少しずつでも実践しようと思わせられた。

 人脈は損得ではない、Give & Takeの総量は決まっていない、とにかく動くことが大切である、ということが具体的なエピソードとともに学べる。著者の行動力も素晴らしいし、出会った人々もすごいけれど、著者のお父さんのエピソードは泣ける。移民の労働者で貧しい。その暮らしからわが子を抜け出させるため、自分が働く会社のCEOに会い、彼の力添えでわが子を成功につながるトラックである名門校に入学させる。ついつい、そんなことできないと思ってしまうけど、できなければNoと言われるだけ。だったらやってみたほうがいい。ということで、著者の父親は子どものために三輪車をもらってきたり、自転車をもらってきたり。そして、与える側も一方的ではなく善行による心のベネフィットがあることが紹介されている点もなるほどと思う。私も少しでも誰かの役に立てるように頑張ろう。

 

一生モノの人脈力 フェニックスシリーズ

一生モノの人脈力 フェニックスシリーズ