プラネタリウム/planetarium
なんだか、よくわからない映画。舞台は1930年代のパリ。降霊ショーを行うアメリカ人姉妹と彼女たちを題材に映画を撮ろうとするプロデューサーが主な登場人物。不思議な力があるのか、ただの詐欺師なのか、という問いへの答えは比較的すっきりと出される。でも、この映画のメッセージがよく理解できないまま終わった。
プロデューサーのコルベンはどうやらユダヤ人で、第二次世界大戦の直前という時期に微妙な存在であり、元々会社のお金の使い方でケチのついていた存在。そんな彼が『よくわからない』降霊にはまり多額のお金をつぎ込み、少しずつおかしな感じにもなっていく。『見たかったものを見せてくれる』降霊にはまって悲劇に近づいていく話なのか、野心に満ちた美女が引き換えにいろいろなものを失っていく話なのか。もう一度くらい見てもよいかもしれない。
大人の科学マガジン Vol.09(プラネタリウム) (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ《付録プラネタリウムは付きません》)
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