CoffeeAndBooks's 読書日記

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ビジネスファッションルール 武器としての服装術

 ファッションについては人から注意を受ける機会が少なく、特に女性の場合は自由度が高いと思っている人も多いので、余計に難しい。また、日本ではあまり職業に応じた服装という意識が不足しているところがあるかもしれない。たとえば、日本版は少し見ただけだけど、同じ弁護士を主役に据えても、米国ドラマの"Good wife"と日本版の"Good wife"を比較すると、日本版はかなり甘めに見えた。

 ただ、許容されるとしても、甘めのファッションはやっぱり女性を「女の子」に見せてしまうことがあるので、注意が必要。オフィスで話しかけやすい雰囲気を醸し出すべき職種と、タフな交渉の前面に出す職種では服装が違う。部下よりも安っぽい服を着た上司は尊敬されないかもしれない。この『ビジネスファッションルール 武器としての服装術』は、トレンドを理解するためのファッション雑誌から、どうやって取捨選択するか、の視点を養うのに役立ちそうな一冊。さすが、キャリア志向の女性向けの書籍を多く発行する出版社。

ビジネスファッションルール 武器としての服装術

ビジネスファッションルール 武器としての服装術

 

 

  

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