CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

その他

ビジネスファッションルール 武器としての服装術

ファッションについては人から注意を受ける機会が少なく、特に女性の場合は自由度が高いと思っている人も多いので、余計に難しい。また、日本ではあまり職業に応じた服装という意識が不足しているところがあるかもしれない。たとえば、日本版は少し見ただけ…

接待の一流 おもてなしは技術です

デート編はさておき(バブル後の世代にはちょっとおなか一杯)、ホストとお店の関係を明確にしたうえで、もてなしの在り方を説く一冊。さすがにお店選びで「初めて来るんです」というような失敗は見たことがないけれど、ゲストにワインリストを渡す、は結構…

国会女子の忖度日記: 議員秘書は、今日もイバラの道をゆく

私も例の事件が起きるまで『忖度』なんて言葉は知らなかったけれど、『忖度』を日々の仕事としている議員秘書(それもベテランの政策秘書)が明らかにする議員秘書の世界と一部の議員に関するうわさや評価。ちょっと愚痴っぽさが気になるものの、衆院選投票…

やさしいダンテ<神曲>

欧州的な思考を理解するには必要な知識、教養とは言われるものの、いきなり手を付けると前提として要求される知識、教養も生半可でない超大作である『神曲』。少し仕事に余裕ができてきたので少しずつ読もうかなと思うけれど、難解な部分も多いので、まずは…

「ココロ」の経済学:行動経済学から読み解く人間の不思議

人間は必ずしも合理的ではない。効用というのも不思議なもので、効用が本人にとって高いから価格が高くても買うことがあるといっても、効用は測れない。たとえば、リンゴとミカンのどちらを買うか、予算的にどちらかしか買えない場合を除いては、価格でなく…

マンガでわかる リアル中国人

近くて遠い国、中国。個人的には、中国人は日本人に見た目も似ているし、漢字を使って箸を使うなど共通点も多いのに、やっぱり考え方が違う、ということで、西洋人と分かり合えないときよりも残念な気持ちが強くなって、妙な距離を感じてしまうように思う。…

具体と抽象

部下がもう少し考えてくれたら、というのは多くの管理職の共通の悩みだと思う。一を聞いて十を知ってほしいというのが高望みだとしても、せめて同じような説明を何度も繰り返したくないと思ってしまう。バックグラウンド(学歴、職歴、経験)によらず、最初…

僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

インテリジェンスのプロである佐藤優氏と解説の天才である池上彰氏の対話形式で進んでいく、チェックするべき媒体と情報の読み方。最後に70の極意と紹介された新聞・雑誌・ネット・書籍に関する情報が一覧されている点は実践に移しやすくて実用的。 今回は地…

騙されてたまるか 調査報道の裏側

足利事件、桶川ストーカー事件で真実に向かい合ってきたジャーナリストが、調査報道について語る。他の著書のサマリーのような一冊でもあるけれど、だからこそ調査報道とは、という部分にフォーカスできているように思う。どの案件でも、リスクを取りながら…

経済学者 日本の最貧困地域に挑む

レクチャーをきっかけに大阪維新の会に呼ばれ、橋本市長の元で改革を推進することになった社会保障関係の学者が特別顧問として行政の世界に入り込み、誰もが知る『あいりん地区』 の改革を実地で行った記録。貧困問題にそれほど強い関心がなくても、大阪市と…

ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲

漫画家 西原理恵子氏と交際宣言の高須克哉氏によるエッセイ。なんと、一度は書店に並んだのに絶版になっていたらしい。言葉狩りか。そして、Amazon Kindleにて青空文庫のような表紙で公表されている。 ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲 作者: 西原理恵子,高…

国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

海上自衛隊の特殊部隊を創設した方による、創設の経緯と創設後の訓練に関する思想、退官後のフィリピンでの生活。書きぶりは落ち着いているものの、ものすごい迫力というかプレッシャーを感じる一冊だった。 読む前は思想的に偏った内容を心配していたけれど…

人生2割がちょうどいい

電通のクリエイティブディレクターから独立してエージェンシーを立ち上げた岡康道さんとコラムニストの小田嶋隆さんが日経ビジネスオンラインで連載していた対談をまとめた一冊。 抽象的な会話をする人間の方が尊敬されるけれど、自分はどんどん具体的な会話…

旅行者の朝食

米原氏の著作で、はじめて読んだのは「不実な美女か貞淑な醜女か」。当時は同時通訳という職業についても曖昧なイメージしかなかったため、「美しいけれど原文の意味に忠実でない訳」と「美しくはないけれど原文の意味に忠実な訳」のいずれが望ましいか、という…

これで古典がよくわかる

一定の年齢になってくると、ビジネス書なんて読まずに古典を読みなさいという助言をいただくことも出てくる。たしかに、新しい書籍が出ると「読んでいません」というのが少し恥ずかしいような気がして手は出すものの、驚くような要素は少しずつ少なくなって…

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

この本を男性が書いたことに、うれしい驚き。尊敬するべき女性たちが55人紹介されている一冊。紹介されている55人は、キング牧師の公民権運動の火付け役となったローザ・パークス、戦場で命を落としたジャーナリスト、難民キャンプ出身の学者、空軍の司…

礼儀作法入門

細々としたマナーには触れず、人に迷惑をかけないこと、健康であること、といった人付き合いの基本を教えてくれる。立食パーティ前に蕎麦を食べるというのは、中々人に教えてもらえることではないけれど、スマートにパーティを楽しむためにはとても役に立つ…

「魔性の女」に美女はいない

タイトルの一文は、林真理子も何かのエッセイで語っていたように思うけれど、世の「魔性の女」というのは、言葉から連想する美女ではないらしい。魔性の女に人生を狂わされる男性後を絶たないのは、美人でない方が警戒心を解きやすいせいもあるのだろうか。…

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

次から次へと健康法が出てくるけれど、いろいろと試して自分の体について考えることはとても楽しい。 シリコンバレー式は、朝は油とカフェインからスタートする(バターコーヒー)。そして、やたらとココナッツオイルを使うもの。運動も高負荷を低頻度、とな…