CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

ビジネス

電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり

職場で薦められた一冊。「鬼」と付くだけあって、気くばりのほんわかとした語感からはかけ離れる徹底した動作・心構えが紹介される。ここに紹介される内容は営業だけでなく、経理や人事などの業務をしている人にも十分に参考になるはず。上司や同僚、部下へ…

情報の強者

エコノミストによる情報収集と取捨選択に関する知識が得られる一冊。複数のソースを持つことは良く言われるけれど、さらに細かい情報の使い方まで紹介されている点が有用だった。最初に紹介される新聞社のサイトを午前3時にチェックする、新聞はベタ記事にこ…

世界標準のビジネスマナー

紹介されているマナー自体は目新しいものもなく、大げさに学ぶほどのものではないかもしれない。ただ、自己紹介をいきなりするのではなく、自己紹介の許可を得てから自己紹介するとか、アメリカがフランクという先入観を取り払うのにはよさそう。 それから、…

礼儀作法入門

細々としたマナーには触れず、人に迷惑をかけないこと、健康であること、といった人付き合いの基本を教えてくれる。立食パーティ前に蕎麦を食べるというのは、中々人に教えてもらえることではないけれど、スマートにパーティを楽しむためにはとても役に立つ…

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

作者の文中に書いているとおり、作者は灘から東大の「頭の良い人」である。しかし、そんな頭の良い人でも敵わないと思う「考える力のある人」が世の中には沢山いる。その「考える力」を身につけるためのヒントを多く共有してくれる何とも親切な一冊。 では、…

外資系で生き残る処世術

これを読めば生き残れるかどうかはさておき、外資系に何となく幻想を持つ人には一読をお勧めしたい一冊。 ドライな人間関係を夢見て外資系企業に就職する人は、苦労することが多い。外資系企業でも採用基準・昇進推薦基準には「チームワークができるかどうか…

女子学生はなぜ就活で騙されるのか

タイトルのまま、女子学生の就職活動に関する親・学生の思い込みと失敗を集めた一冊。この書籍では女子学生が対象になっているけれど、男女に共通するところも多いと思った。 やってはいけない3つのこと:親子で就職活動 たとえば、日経就職ナビの上記の記…

異文化理解力

海外オフィスと仕事をすると、何かと驚くことばかり。これは何年やっていても。 わりと初期のショックは、アメリカ人がファーストネームで上司を呼ぶからといって、階層がないわけではなく、むしろアメリカ人の上下関係はある部分では日本人よりも厳しいと知…

BCGの特訓

賛否両論のインターン学生が名刺整理に不満を訴え逃走したという話があって、やはりその学生の言い分には分がないと思う一方で、「作業と仕事は違う」という一言くらいは最初に誰かが伝えなくてはいけないことなのだろうとも思う。 スタートアップや外資系で…

ワーク・シフト

今更ながら。 2025年という後から検証できる近未来の予測と、それに備えた個人の働き方についての再考を促す一冊。 紹介される3つのシフトは、既に起こりつつある変化でもある。 1.ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ 2.孤独な競争から「協力して起…

私はコーヒーで世界を変えることにした

「XXのためなら何でもする!」という言葉を日常を耳にする機会は多いけれど、本当にここまで出来る人は滅多にいないはず!と思わせてくれます。「コーヒーのために出来ることはすべてやる」と決めた著者による、エルサルバドルでのコーヒー研究、南米から始…

働く女性が知っておくべきこと

なんと、同じシリーズの新書はすべてブルーなのにこの著者の本だけピンク色。 さすが、女性の品格。女子力のほどが気になり購入。 ただ、意外に普通の話、というか、地に足のついた内容だった。 そのため、グローバル人材に関する話や働き手・働き方のダイバ…