CoffeeAndBooks's 読書日記

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フラワーショウ!/Dare to Be Wild

 権威あるチェルシーフラワーショーにおいて、史上最年少で金メダルを獲得したメアリー・レイノルズ氏をモデルにした映画。本人のインタビューによれば、キャリア初期に彼女のデザインだけを盗んで首にした有名デザイナーだけがフィクションで残りは概ね事実に基づくらしい。いかにもありそうな話なのに。そして、残りの部分の方が劇的だ。協力者の助けを得るために遠路エチオピアまで訪ねて行ったり、そこでも広場をデザインしたり。素晴らしい才能だけでなく、行動力がすごい。それから、アイルランドの自然の美しさもよかった。

 最後に驚いたのは、エンドロールを眺めていると「この映画では動物を傷つけることはしていない」という表示が出てきたこと。そういったことも表明しなくてはいけないんだなあと。エンドロールも色々と面白い。

flowershow.jp