CoffeeAndBooks's 読書日記

日々の読書を記録しています

ピアフ

www.tohostage.com 遂に今日が千秋楽。インタビューで『命をかけることはしていないけれど、命を削ることはしている』と語っているけど(大竹しのぶのライフワーク舞台『ピアフ』開幕~「命を削る想いで」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス)…

チア☆ダン

それほど期待せずに観たビデオだけど、これは素晴らしい。やる気のない女子高生の部活が、世界の頂点を目指し始めて、個人も成長すればチームとしても成長するという青春物語。仲良しクラブでは世界に勝てない。でも、仲間とはやっぱり仲良く皆で頑張りたい…

だから、また行きたくなる。――伝説の外資系トップ営業が教える「選ばれるサービス」の本質

はじめて川田修さんの著書に触れたのは、「かばんはハンカチの上に置きなさい」というもので、タイトルになっている教えはお客さまのお宅にお邪魔した際の心遣いを説くものだった。地面に直置きするかばんを訪ねたお宅の部屋の床に置かず、一枚ハンカチを敷…

お友だちからお願いします

出張が続くと、どうしてもエッセイを読む機会が増えてしまう。長編の漫画や小説を読み始めると、ついつい眠るべきタイミングを逃して着陸までずっと本を読み続けて体中が疲れ切った上に時差ボケ対応の調整もできず、という散々な状態で出張先に向かう羽目に…

プライド

プライド 1 (クイーンズコミックスDIGITAL) 作者: 一条ゆかり 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/07/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る すっかりご隠居の一条ゆかり。ちょっと懐かしくなって読み始めたら手が止まらない。昔から大好きだ…

マリー・アントワネット

www.tohostage.com 花總まり、昆夏美、田代万里生の組み合わせ回を観劇。一番惹かれたのはWキャストでない吉原光夫。まあ、花總まりさんのマリー・アントワネットはぴったりすぎて、引き込まれる。 このミュージカルの演出家はフランス革命は史上最悪の出来…

ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

凡庸で愚鈍な王様と放蕩に明け暮れる王妃、というイメージが最初に刷り込まれていたルイ16世とマリー・アントワネットだったけれど、歴史の勉強をしていると、実はそうではないように思い始める。 新しい資料を基にしたという『ヴァレンヌ逃亡』から、どう…

ゲット・アウト/Get Out

白人の女の子と黒人の男の子が、白人の女の子の実家に車で向かう。彼女の実家があるのは、どうにも不思議な雰囲気の町。いかにも差別の厳しそうな田舎町。両親はフレンドリーに迎えるけれど、主人公の男の子は居心地がよくなさそう。そして、女の子の母親が…

妻への家路

映画の衝撃が忘れられず原作も。 原作は600ページを超える大作で、映画になるに際して、結婚に至る経緯や逮捕、強制労働といった部分は省かれ、家族の関係と再会だけに焦点が当てられている。なので、原作は映画とは雰囲気も大きく違う。 特に、原作では…

翻訳地獄へようこそ

語学書なのか、エッセイなのか、なかなか分類に悩むところ。古今の誤訳に対して、なぜ誤訳が起きたのか(勘違いのもと、大抵たったひとつの単語の意味)、本来は同約すべきだったかを解説する。それだけを切り出すと教科書的ではあるけれど、随所に織り込ま…

読書の学校 中野京子 特別授業 『シンデレラ』

シンデレラといえば、心が美しければ周囲の助けを受けて幸せになれる、という美しい童話であるけれど、グリム童話などでは姉たちが指や踵を切り落としたりシンデレラの輿入れ後に目を失ったりの残酷描写もひところの残酷童話ブームで知られているところ。で…

ベルサイユのばら エピソード編

発売から3年も経ってから知った続編の存在。ベルサイユのばら、登場人物の過去と革命後のエピソード。 個人的には、フェルゼンの晩年を描く前に、プチトリアノンの外でのフェルゼンについても描いてほしかったかもしれない。ベルばら本編の最後、マリーアン…

ヒトラーを欺いた黄色い星/Die Unsichtbaren

ここ数年は第二次世界大戦を振り返る映画が多く、正義と悪の簡単な対立ではなく個々の市民や兵士の葛藤や悪の凡庸さのようなものに焦点を当てた作品も多く作られ、戦争に対していろいろな視点から考えさせられた。 本作は、ホロコーストを逃れるため戦争中の…

オーシャンズ8/OCEAN'S 8

wwws.warnerbros.co.jp オーシャンズ13の続編はなかったけれど、女性ばかりの華やかなオーシャンズもとても素敵。メットガラを舞台に、門外不出のアクセサリーを盗み出す。しかも、ただ盗むだけでないあたりが面白い。そして、なぜ、オーシャンズ7でなく8な…

珠玉の短編

『アニマル・ロジック』の頃の圧倒的な感じはなくなったけれど、やっぱり面白い。 表題作は期待を裏切るもので、スプラッタを得意とする作家が『珠玉』という単語に取りつかれるもの。世間的な山田威詠美のイメージとはちょっと違うけれど、エッセイで読んで…

The Bold, the Corrupt, and the Beautiful

機内上映されていたこの映画。母と姉妹が出てくるのにどうして三代にわたる家族の、という説明があるのかと思っていたら実は姉妹というのが・・・。そこまでは想像も難しくないけれど、なぜ、妹が生まれたかという背景がわかると、すごく重い気持ちになる。 …

グレイテスト・ショーマン/The Greatest Showman

ミュージカル映画としては最高に大好きな映画。 サーカスという舞台は、ミュージカル映画にぴったり。出演者も全員が芸達者で飽きさせない。そして、何も持たないところから始めた主人公が成功し、失敗しつつも最後に仲間と家族が残って、ハッピーな仕事があ…

BUTTER

月並みな感想だけど、すごい小説。テンポはゆっくりと、でもぐいぐいと引き込まれる。主人公の記者 里佳と一緒になってカジカナに惹かれ、何とも変な気持ちになってしまう。 世間をにぎわすニュースに着想を得たストーリーは多くあるけれど、これはひとつ新…

ターミナル/The Terminal

ほぼ、空港の中だけで進行する物語。旅行者の男性が空港で祖国クラコウジアの内乱を知る。そして、無政府状態となった祖国のため、パスポートが無効になり、入国ができなくなり空港に留まることに。当初、英語もあまりうまくない主人公のビクター。いきなり…

監査役 野崎修平

監査役というあまり馴染みのない役職。立場が高いことはわかるけれど、何をしているのかよくわからない。何となくおじいちゃんたちがお茶を飲んでいるイメージ。実際、この漫画でも主人公を除く監査役たちはおとなしくお茶を飲むのが業務時間の主な過ごし方…

ドリーム/Hidden Figures

今や、男女格差が114位(政治123位)の日本においても最大の広域地方公共団体の知事を女性が勤め、女性で役職を持つ人も多くいるし、アメリカでは大統領に女性が挑み大接戦を繰り広げた(しかも当初は彼女が勝つと誰もが予想していた)。そして、アメリカの…

国会女子の忖度日記: 議員秘書は、今日もイバラの道をゆく

私も例の事件が起きるまで『忖度』なんて言葉は知らなかったけれど、『忖度』を日々の仕事としている議員秘書(それもベテランの政策秘書)が明らかにする議員秘書の世界と一部の議員に関するうわさや評価。ちょっと愚痴っぽさが気になるものの、衆院選投票…

女神の見えざる手/Miss Sloane

miss-sloane.jp ワシントンDCの敏腕ロビイストが主人公のこの映画、ものすごく興奮させられる。勝利に取りつかれた天才、チームメンバーをリソースとして最大限に活用する徹底した合理主義は理解を得られにくいけれど、確実に結果を出す。とにかく、睡眠障害…

社内政治マニュアル

直接的で、書店で手に取るのは少し躊躇するけれど、大丈夫、Kindle版があった。 内容としては、「職場の駆け引き術」というけれど、人を自分が思うように動かすという方向での駆け引きはあまりない。印象に残るのは、自分に対して攻撃的・非協力的に見える人…

プラネタリウム/planetarium

planetarium-movie.com なんだか、よくわからない映画。舞台は1930年代のパリ。降霊ショーを行うアメリカ人姉妹と彼女たちを題材に映画を撮ろうとするプロデューサーが主な登場人物。不思議な力があるのか、ただの詐欺師なのか、という問いへの答えは比較的…

オン・ザ・ミルキー・ロード/On the milky road

onthemilkyroad.jp 3つの実話と多くの寓話に基づく、という隣国と戦争中のとある国が舞台のお話『オン・ザ・ミルキー・ロード(On the milky road)』。80年代の体操選手だったという主人公・コスタのフィアンセ?であるミレナの台詞や多国籍軍の介入など、…

杉浦日向子の食・道・楽

食事について、メニューに季節感がないことを嘆く人は多く、私自身も反省することが多いけれど、器についてはもっと無関心な気がする。そんなことを思ってしまう、酒器十二か月の章。各月に本人所有の器の写真が紹介されていてとても素敵。生活を楽しむ、ぜ…

いちまいの絵

元キュレーターであり、絵画や画家をテーマにした小説も多い原田マハ氏による26枚の絵とそれにまつわる画家だったり時代だったりが紹介される、エッセイ的な一冊。有名な絵画は世界中で多くの人が詰めかけるので、なかなかじっくりと向き合える機会は得難い…

長閑の庭

いつも黒い服を着ていて、シュバルツさんと呼ばれている大学院生の女の子が主人公。ドイツ文学の教授に恋をするも、年齢の差もあり相手にされない。でも、少しずつ距離を縮めるシュバルツさんに段々と心を動かされ、徐々に接し方が変わっていく教授。最初は…

一生モノの人脈力

あまり自己啓発書を読んで心動かされることはないのだけど、この本は久々に感動し、少しずつでも実践しようと思わせられた。 人脈は損得ではない、Give & Takeの総量は決まっていない、とにかく動くことが大切である、ということが具体的なエピソードととも…